2020/11/21 18:00

ここ数年…悩みが尽きない料理がカレーです。

カレーといえば料理の基本みたいなもの。(←と勝手に)
切って炒めて煮込んで…
基本的な技術を学べて、
その上それぞれ食材の分量が決まってるため、
失敗が少ないこともあり、
🔰若葉マークでも安心して作れる料理の代表とも言えます。

しかしですね。
単に作るだけなら私も悩みもしません。

ただ…

やっぱり下手は下手でもそれなりの期間料理を作るとですね、
欲というのかこだわりが出てくるんですよ。

「こういうカレーが食べたい(作りたい)」

と。

カレー国民食とも呼べるほどの料理ですから、
お手本となるカレーがそこかしこにあるわけです。
基本中の基本となるお家カレーから、
保存食にも使えるレトルトカレー
手軽なコンビニカレー出前カレーレストランカレー
専門店カレーなどなど…
いろんな場所でいろんなカレーを食べれるわけなんですが、
まぁそんないろんなカレーを食べてると、
どうしても「やっぱり自分で作るカレーは物足りないなぁ…」
と、しみじみ実感してしまうわけなんですね。

特に私の場合、オーソドックスもオーソドックス、
根が小心者だけに冒険できないのもあって
極めて基本に忠実にカレーを作っておりまして、
物足りないにもほどがあるわけです。
忠実じゃないのは「時短」「手軽」「簡単」
追求しているところぐらいですからね…
味が落ちることはあっても美味しくなることはまずないといいますか…
そんな日々がしばらく続いていたわけです…。

ただです。
いつまでも「物足りない」「物足りない」などと
嘆いていても仕方がありません。
結局、答えは1つしかないんですからね。
美味しいカレーを食べたきゃ「工夫を凝らせ」って話なんです。
もっとも大袈裟ですがこれは「小心者の一大決心」でもあり、
なかなか踏ん切りのつかないことでもあったわけではありますが…。

カレーの味に工夫を入れる。

それは食材選びからルー選びに始まり、
カレーの味を決める要素は多岐にわたります。

私の場合、食材に関しては満足しているので、
肉の種類を変える以外は、野菜等は変える必要はないと判断。
なので変化は「食材以外のところ」となります。

ちなみに私は「じゃがいも」は「一緒に煮込まない派」です。

だって途中で溶けちゃうでしょ?

溶けて「どろっどろ」の「ぼったぼた」になっちゃうとね、
「とろ~ん」って感じで味わいたいのに台無しになるから…
なので「じゃがいも」は食べるときに
「トッピング」のように添える形で食べます。

は使う種類部位で味が変わってくる重大な要素ですが、
これも極めて限定的な変化にとどまります。
「塊肉」よりも「薄肉」「豚」よりも「牛」が基本です。
最終的には「冷凍庫」と相談の上ってところになるのですが、
「薄肉」は基本必須となります。

なぜなら!

…だってねぇ…
塊肉を柔らかくしようと思えば煮込み時間がかかるし…
実際、そうやって作ることもあったよ…ビーフシチューでもさぁ…
その場合、「肉」そのものも「おかず」の一品みたいになるし、
「出汁」も半端ないから美味しさも格段に増すとは思うけど、
やはり「速く作りたい願望」はなくならないのでして…。
あと「豚」「牛」については個人的な印象なんですけど、
なんか「豚」で作ると「牛」で作るよりも「あっさりめ」なのかな?
と、感じることもありまして、
濃厚さというかそれ重視で「牛」を基本としています。
「豚」も普段なら決してあっさりしているわけではないんですけど、
なんかカレーだとそう感じてしまうんです。(ワイ?)
もっともこれもその時の気分と冷凍庫次第なので
常に「牛」というわけではありませんが…。

「ルー」は基本「固形ルー」タイプを使用。
前に「カレー粉」で作ったことがあったのですが、
大変だったので…
機会があれば作るかもしれませんが、
これがなかなか難しくて…。
前、作ったときは味はうっす~いのに妙にぼってぼてになるという
カレーの香りのするただの「カタマリ」と化してしまいました。
一生懸命食べましたよ…。「なんだこれ?」って思いながら…。

本格的な作り方は「カレー粉」なんでしょうけど、
そんな苦い思い出もあることから
市販の「固形ルー」タイプを2種類ほど買い、それをMIXします。
辛さは「辛口」「中辛」
1種類の「ルー」で作ると、どうにもたんぱくな印象があったので
2種類にします。

「市販の固形ルーなんてどれもにたようなもんじゃね?」

って気もしますが、実際食べてみると全く違う代物。
そして無意味にも思えるMIXもやってみると
なんか違う…違う気がしてくるから不思議です。
実際に意味があるかどうかは不明ですけど…。

ただここまでのやり方ではやはりこれまでと同じで
「オーソドックスな範囲」といえるでしょう。

物足りなさを補う物…
となると私のような短絡的な人間が行き着くところは決まっています。
そうです…ここで

「隠し味だ!」

となるわけです。

オーソドックスなものしか作れない私にとって、
「隠し味」「一大決心」の中でも特に「冒険」です。
なぜならそれは「基本的な作り方」の範疇から超えたものであり、
味を決定づける最大の要素だからです。

頭の中で吹き荒れるのは

「失敗したらどうしよ~」

という臆病風…。
もう完全なるビビりです。

ではどんな「隠し味」が良いのか?

悩みますね~いろいろありますから。
日々、様々なレシピ本、今ならネット検索などで
カレー「隠し味」は載ってはいますが、
経験値の低い私には「味の想像」ができないがために、
常々「頭の中」では「本当に美味しいの?」と
ついつい懐疑的に見てしまうことも少なくありません。
自虐的ではありますがまったくもってセンス「0」ですからね。

んっ?「ゼロ」



彼が?

違う違う、「0」は私のセンスのことでして…。


皆(読者)さん?
「ゼロ」って…?
彼はあくまで私の知ってる喫茶店の「ウエイター」さんですよ。
何を言って…




『君は少々僕のことを・・・。誤解しているようだ・・・』


えっ?

いや…?

誤解…?

何か張り詰めた空気が…!?(((( ;゚д゚))))アワワワワ





危ない危ない…話がそれることを含め
なんかいろいろな意味で危なかった…

さて話を戻しまして、
そもそも知識も経験もたいしてなく、
おまけに味覚音痴の私がいくら考えたところで
答えが出るわけでもないので
この際、四の五の言ってはいられません。

ではここでいろいろ探してみたものを紹介しましょう。
もう恒例ですが他人の褌で相撲とりまくりです。

ここはわかりやすかった!
こんなイメージ下手でもなんかできそうな気になるから不思議。

※DELISH KITCHENさんより一部抜粋

1.にんにく
風味を加えたいときにはにんにくがおすすめです。
カレー以外の料理でも、
にんにくを使うと風味が増し食欲をそそりますね。
もちろんカレーにもピッタリです。
すりおろしたもの、薄切りやみじん切りにしたものでも
使えるので簡単に挑戦しやすい隠し味です。
食材を炒めるときに、
にんにくも一緒に炒めてから煮込むといいですよ。

2.りんご
甘味や酸味を加えたいときはりんごがおすすめです。
すりおろして入れるといいですね。
野菜を煮込むときに入れると、酸味が飛んで甘味が増し、
最後に加えてさっと煮込むと、
程良い酸味と甘味が味わえるカレーになります。

3.ナッツ類
香ばしい香りを加えたいときは、
粗く刻んだナッツを入れるのがおすすめです。
刻む大きさによって食感を残してアクセントにすることもできます。
煮込むときに加えましょう。
大きめのものを使用する場合は、
一緒に炒めて香ばしさを加えてもいいですね。

4.ジャム、チャツネ
甘味や酸味が欲しい時にはジャムやチャツネがおすすめです。
どんなジャムを使うかで甘味や酸味も変わります。
チャツネは野菜や果物を香辛料と漬けたり煮込んだものです。
甘味と酸味があるので、ケチャップでも代用することができます。
煮込むときに加えましょう。

5.はちみつ
甘味を加えてまろやかに仕上げたいときははちみつがおすすめです。
甘味があるので大さじ1くらいから様子を見て加えてください。
甘味がある分、辛さを引き立たせてもくれます。
煮込むときに加えましょう。

6.バター
コクとまろやかさを出したいときはバターがおすすめです。
仕上げに加えて風味を残すといいですね。

7.牛乳
まろやかさとコクを出したいときは牛乳もおすすめです。
煮込むときの水を減らして代わりに牛乳を入れるといいですね。

8.ヨーグルト
風味や酸味を加えたいときにはヨーグルトがおすすめです。
タンドリーチキンのように、
カレーに入れる肉類の下味にヨーグルトを使うこともおすすめです。

9.マヨネーズ
コクを出したいときにはマヨネーズがおすすめです。
カレーに加えるときは、しっかり溶かしながら加えるようにしましょう。
たくさん入れすぎると溶け残ることがあるので、
煮込むときに小さじ1から様子を見ながら加えるのがポイントです。

10.味噌
風味とコクを加えたいときには味噌がおすすめです。
風味が飛ばないよう最後に加えるのがいいですね。
和風のカレーにしたいときにも使えます。

11.オイスターソース
旨味を加えたいときはオイスターソースがおすすめです。
牡蛎の旨味たっぷりなので、シーフードカレーと相性抜群です。
もちろん他のカレーの隠し味にも使えますよ。
煮込むときに、大さじ1から様子を見ながら加えましょう。

12.ウスターソース
旨味や甘味を加えたいときはウスターソースがおすすめです。
野菜や果物の旨味や甘味が詰まったソースなので、
煮込むときに小さじ1程度でもしっかり旨味が増します。

13.インスタントコーヒー
深みを出したいときはインスタントコーヒーがおすすめです。
煮込むときに、小さじ1から様子を見ながら加えてください。

14.ココアパウダー(純ココア)
ほろ苦さもあるココアパウダーはコクを出したいときにおすすめです。
煮込むときに、砂糖の入っていないココアパウダーを使用しましょう。

15.チョコレート
甘味やコクを出したいときはチョコレートがおすすめです。
甘味があるからこそ辛さを引き立ててくれます。
仕上げに2片くらいから様子を見ながら加えましょう。

16.スープ、だし汁
いつも水を入れるタイミングで鶏がらスープの素や
コンソメを溶かしたスープやだし汁を入れると旨味が増します。
家庭にあるものでできる簡単アレンジです。


大変勉強になりますね~
これを入れたらこうなる!っていうのが
丁寧に書かれてるんで助かりますよ。
※こういうのは勝手に載せてよいのか?


あと他のサイトにも気になったのがあったので少々。

隠し味:めんつゆ・バター
豚バラ大根のコクうま♡和風だしカレー
めんつゆを加えたカレーは、
どこか懐かしいような和の味わいが生まれます。
めんつゆとバターで、コクと旨みがアップします。
薄切り肉と薄く切った大根を具材として使うので、
あっという間に出来上がるスピードレシピです。

隠し味:バナナ
バナナカレー
バナナをまるまる1本加えた「バナナカレー」。
こちらもカレールウで作れますよ。
バナナを炒めたものを加えるので、
よりまろやかな甘味が深まります。
とはいえ、バナナ味というほど、味はしないそう。
まさしく隠し味として取り入れて、
食べる人の反応を見てみたい一品です。


以上、ざっと探して見つけた「カレーの隠し味」でした。

それにしても「バナナ」って…。
ただでさえ小心者なのに
それは経験を積んだとしても手が出ないと思うな~。
まぁ「カレー」「フルーツ」の組み合わせは、
昔、漫画「ミスター味っ子」で肉を柔らかくするのに「パイナップル」
使ったのはあったけど…バナナかぁ~…
「味皇」なら物凄いリアクションしそうだけど…。
そういえばあの漫画に出てくる料理は美味しそうだったな~
確かカレーヨーグルト使うのも「味っ子」で知ったんだよね。


さて「隠し味」の特徴がわかったところで
今回取り入れる「隠し味」はと…

「バター」


「めんつゆ」

を使ったカレーに決定!


なぜこの2つかというと
「バター」は前に買ってずぅっと手付かずだったってことと、
「めんつゆ」「カレーうどん」を作る際に使っていたこともあって
「安心感」があったってことが主な理由です。
(我ながら…なんちゅう安易な…。)

やっぱね~「カレーうどん」カレー
普通カレーとはまた違った美味しさがあるんですよね~。
なんか独特の甘みがあって。
あと「うどん」も美味しいけど、
残ったスープを「ご飯」にかけると
これまた「普通カレー」と違った美味しさがあって
たまらんのですよ~。
1つのカレーで2つ味わえる点でも「カレーうどん」
最高の料理の1つなんですね~。
あれ?「隠し味(めんつゆ)使ってんじゃん?」と
お思いかもしれませんが、
これはたまたまレシピに書かれていたものを
そのまま作ってるだけでして…。

ちなみに「カレーうどん」「レンチン」で作ります。
便利な世の中です。
「カレーうどん」を作った時もね、
「あぁ~…そば屋のカレーうどんが食べたい」って思ったのがきっかけで、
それで市販のも含め、いくつか試したのですが、
なんか「微妙に違う」となって、
それでいろいろ「レシピ」を探したら
自分の理想にピッタリハマるのがありましてね。
で、そのレシピの中に「めんつゆ」があって、
いざ作ってみると「そば屋のカレーうどん」
出来上がったわけでございます。
正直、正解が見つかったみたいな喜びでしたよ。

「めんつゆ!」

だから「そば屋」「カレーうどん」は美味しいのかー!!
って、何か秘密というか謎が解けた爽快感というか
嬉しかったですね~。
もちろん美味しい理由はそれだけではないんですけどね。
今じゃ私の「定番メニュー」の1つとなっております。


この度作ったカレーは「めんつゆバターカレー」です。
…ここだけ聞くとなんかまずそう…。

■材料
牛肉薄切り
玉ねぎ(とことんあめいろまで炒める!)
にんじん
ルー(中辛、辛口)

■隠し味
バター
めんつゆ

■付け合わせ
じゃがいも

…あらためて書くほどの材料はないな…。
普通っちゃぁ普通なんだろうし…。


作りましたよ~!
玉ねぎは徹底的に炒めてやりましたよ。
「あめいろ」。
それも濃いめの「あめいろ」になるまでね。
そもそも私の場合「甘いカレー」が好きなのでして、
玉ねぎの炒め作業にも妥協は許されません。
だったら「中辛・辛口」じゃなくて「甘口ルー」使えよ!って話なんですが、
そこはまたなかなか説明の難しい所でして…
甘口もあるんですよ。ストックしてありますから。
「カレーうどん」甘いのが好きなので
「レンチンカレーうどん」には「甘口ルー」を使っています。
ただ「カレーライス」となると違うんですよね…。
ちょっとだけ「濃さ」というか「刺激」みたいのが欲しくて、
それを「まろやか」にする「何か」があればベスト!というわけです。
それが「隠し味」に期待しているところでもあります。


で、完成したのを食べてみました。

美味しさ表現レベルでいえば

「星2つです!★★~♪」※最大3ね。

「めんつゆ」は微調整が必要かなとは思ったけど、
全体のバランスはとれていたし、
とげとげしさもなくまろやかだったし、
「バターてきめん!」って感じです。

まずは「隠し味・第一段階」は無事終了ってところですね。
今後は「ルーの種類」も含め、いくつかのパターンを試しながら
理想のカレーを追い求めていこうと思います。

最終目標は「1人前カレー」を簡単に美味しく作り上げること。
食べたいときにさっと作って食べたいという都合の良い考えがそこには…。

それにしても本当は「料理」の話なんだから
「動画」とか「写真」とかあるのが普通なんだろうけど、
私の手元には一切その「道具」がなく…。
何一つとして具体性もなく、
味を伝えることのないブログに…( ノД`)シクシク…。

せめて絵を…

と思ったけど…




美味しさ何も伝わらず!!