2020/11/03 18:00
いや~寒い季節をむかえました。
こちら北海道ではとうとう気温も一桁の日が出てきました。
もうすぐ「氷点下」ですよ。
ぼちぼち冬支度しないとね。
朝、ニュース及び情報番組を観るのですが、
よく全国放送の天気予報で、
「気温が下がりました」
「寒い日が続きますね」
「お出かけは暖かい恰好で」
というような話をするんですけど、
いやいやいやいや!
北海道人からすれば甘い甘い!
まず気温が「二桁」あるってだけで
ぜんっぜん寒くありません。
まだ「暖かい部類」に入りますよ。
しかも「冬」になったって「雪」が積もってるわけでもないのに
「モコモコ」した格好の人を観ると
つい北海道感覚で
「暑くね?(* ´艸`)クスクス」
なんて思っちゃいますから。
↓ん?この人に言われたら?

ふっ・・・
なめんじゃねぇぜ。
そりゃあもう
「はいっ!暖かくしま~す!」
・・・・・。
・・・・・さて本題です。
夏の暑さもひと段落し、
心身ともに肌寒さを感じるそんな秋ですが、
秋は別れと出会いの季節でもあります。。
ん?それは春では?とお思いかもしれませんが、
スポーツファンからすれば
やはりこの時期は出会いと別れの時期なんです。
特にプロ野球では「ドラフト会議」が行われ、
新たに社会人として第一歩を踏み出す若い人たちがいる一方で、
続々と球界を象徴する名選手たちの引退が発表されています。
毎年のこととはいえ、見慣れた選手たちが引退するとなると
寂しい気持ちになりますね。
そしておそらく私にとって今年、令和2年、
一番感慨深い別れとなったのがウッシーの引退です・・・。
野球の話題から入り、「秋」も関係なく、
なぜかサッカーオチとなるわけですが、
(しかもぜんっぜんタイムリーじゃないし!)
このニュースは正直、肩の力が抜けました・・・。
それは私にとってウッシーは特別な選手だったからです・・・。
んっ?
ウッシーって。
ウッシーですよ、ウッシー。
「牛」じゃぁないですよ。
確かに「牛」は最近買いましたけどね。
あっ?誤解なさらぬよう。
「牛一頭」買ったわけではありませんから。
「牛の薄切り肉」ですよ。薄切り肉。
いやだな~誤解しないでくださいよ~。
そうそう!
10月末になってようやく切らしていた醬油を買ったんですよ。
長かった~・・・
思ってたよりも醬油を使わないレシピもあったし、
なんやかんやと醬油のないメニューでも十分満足していたために
先延ばしにしていたところもあったんですよね~。、
まぁそれでも期間が長いとさすがに恋しくなるんですけどね。
「さっさと買えばいいじゃん!」
ってな話ですむことなんですが、
「まとめ買い」の際に「買わなければならない」事情がありまして、
ようやく「お米」や「野菜」と共に買うことができました。
(キッコーマンの特選丸大豆(750ml)で
200円代ならなかなかお得じゃね?)
当然ですが切らしていたのは醬油だけではないので
この機会に一気に買いだめをするわけですが、
その時に切らしていた「牛肉」を買ったというわけです。
まぁそんな頻繁に「牛肉」の出番があるわけではないんですけどね、
やっぱりあると「牛肉」だからこそ作れる料理もありますから、
ご飯を作る楽しみも増えますし、うれしいものです。
早速作りましたよ。
私の作れる牛肉料理は極々一般的なもので珍しくもなんともありませんから、
すき焼きとか、牛丼は作るね、あと青椒肉絲もたまに作るし(レンチンね)、
あとはハヤシライスですね!
あとは・・・あとは・・・・ないな・・・少なっ!!
自分でもびっくりするわ!あまりの定番ぶりに!
情けなっ!
で、今回作ったのは「ハヤシライス」です。
朝から作りましたよ。
私の場合、根がぐーたらというのもありまして、
何か家事をするときは「テンション」が上がった瞬間に
一気にやってしまわないといけない質でして、
(その期を逃すとずっとダラダラしてる・・・)
朝、テンションが上がった時に一気に「晩御飯」を作ってしまうんです。
※ただし前日にメニューが決まっていた場合のみ。
まぁ日々お弁当を作ってる方に比べれば大したことではありません。
何せ自分のことですしね。
さてその「ハヤシライス」ですが
私が作ったのは間違いなく「ハヤシライス」です。
なぜ念を押して書くかというと「ハッシュドビーフ」ではないからです。
と言いたいのですが・・・
正直に申しまして、
恥ずかしながら・・・私、今の今まで
「ハヤシライス」と「ハッシュドビーフ」の違いを
あまりよくわかっておりませんでした。
あくまで「※4大ルー料理」の1つという認識だけでして。
(※カレー、ビーフシチュー、クリームシチュー、
そして「ハヤシライス(ハッシュドビーフ))
「ルー」を買う際も「材料」だって変わらないし、
「同じようなもんでしょ」的な感覚で買っていたので
気にもしていなかったのですが、
実際、ブログで書くとなると普段気にならないことが気になるものですね。
「そういえば何が違うんだろ?」とあらためて知ろうと思っちゃいましたよ。
結論から言うと
「ハヤシライス」も「ハッシュドビーフ」も
その違いは曖昧でハッキリとした線引きはないようです。
つまり「同じようなもんでしょ」ってのは当たりだったんですね~。
どちらも「薄切り牛肉と玉ねぎを炒めて」
というところは一緒です。そこまでは私もわかってました。
では「使用するソースに違いが?」
と、思いきやこれまたそうではないようで、
「ハッシュドビーフ」は「デミグラスソースで煮込んだもの」で、
「ハヤシライス」は「トマトソースで煮込んだもの」というのが
どうやらまことしやかに囁かれている「説の1つ」のようなんですが、
実際には必ずしもそうではないようでして、
「トマトソース」を使っていても「ハッシュドビーフ」呼ぶようですし、
「デミグラスソース」を使っていても「ハヤシライス」と呼ぶようですし、
「ソース」の違いによって必ずしも「分類」している、またはしていた
わけではないということらしいです。
微妙~・・・。
私の買ったのはお安く売っていた「固形ルータイプ」で、
名称も「ハヤシライス」なのですが、
原材料などを見ると・・・・
なんかいろいろ混じっていてどちらともいえない・・・。
よくよく考えれば「ソース」から作ったことないし、
(だからわかってなかったのね!)
なので「市販のルーで買えばほぼ一緒!」ってことで問題はなさそうです。
そもそもハッキリと示す「違い」がないんですから。
ややこしいけど・・・。
ただです!
今回調べて一番驚いたのは「ハヤシライス」と
「ハッシュドビーフ」の違いがどうとかではなくてですね、
この料理が「洋食」かと思いきや
なんとなんと「これ」!
れっきとした「日本料理」だったということです!
マジですかいっ!
「ハヤシライス」と「ハッシュドビーフ」の違いよりも
そっちの方に驚いたわい!
確かに「ハヤシライス」は「林さんでも作った?」って感じでしたけど、
同じような物と思いつつも
「ハッシュドビーフ」という名前がある以上は
やっぱ「外国の料理なんだろうな~」って思ってましたから!
「ハッシュドビーフ」って洒落た名前なのに、
それが思いっきり「日本」って!
別にいいんだよ。
どこの生まれだろうと、
誰がどう呼ぼうとさ。
今となっちゃしっかりと日本の食卓に定着してるんだし。
ただなんて紛らわしい!
もっとも同じものとして考えてたなら、
「ハヤシライス」が日本食なら
「ハッシュドビーフ」も日本食ってことになるし、
よくよく考えれば腑に落ちるんですけどね。
これはあくまで「諸説」あるうちの1つなんですが
そもそもの起源をたどると、
西洋に「ハッシュドビーフ」という名の料理があり、
それが伝わって日本の「ハッシュドビーフ(ハヤシライス)」が
誕生するようなのですが、
もともと海外の「ハッシュドビーフ」は
大雑把にいえば「野菜と肉を煮込んだ料理」のことを指すそうで、
(総称みたいなもの?)
「日本独自」の「ハッシュドビーフ」は
「デミグラスソース」を使った所にあったようです。
それが今日の「ハッシュドビーフ(ハヤシライス)」になったとか。
考えた人、ハッキリ言って天才です。
では「ハッシュドビーフ」と「ハヤシライス」にさしたる違いはないとして、
「名称の違い」はなぜ生まれたのか?という点についてですが、
これもまた「諸説」あるものの詳細はハッキリしません。
「ハッシュドビーフ」をただ単に「誰か」が「ハヤシライス」
という別名で呼んだのか(適当すぎる見解!)、
「店で出した時の呼び名」や「地域でのなまり」など
様々な「説」があるものの
どれも「説」の「域」を出るようなものでもなく、
有力そうなのはあるものの、これが正解と呼べるかどうかは疑問が残るところ。
「ハッシュドビーフ」から発祥したってことだけは確かみたいなんですけどね。
では困ったときのネコ型ロボット~!
じゃなかった!
困ったときのWikipedia~!パパパパッパパ~ン♪

以下Wikipediaより抜粋・・・
現在広く知られているハッシュドビーフは、
外国料理の技法を元に明治時代に成立した日本の洋食である。
ハヤシライスの別名あるいは英訳として一部のレストランでのみ
使用されていたこの名称が全国的に浸透したのは、
1989年(平成元年)にハウス食品から「ハウス ハッシュドビーフ」という
商品名のハヤシライスルーが発売されて以降のことである。
(ややこしくなった原因がここに!?・・・ハウスさんごめんなさい!)
ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス(Hashed beef with Riceや
ハッシュド・アンド・ライス(Hashed and rice)などといった名前が、
「ハッシ・ライス」あるいは「ハイシ・ライス」となり、
それが訛って「ハヤシライス」となったと言われている。
言語学者の楳垣実は1944年の自著『日本外来語の研究』の中で、
明治時代によく使われていた古語(および古語の影響の残る方言)で
「こまかく切る」という意味を持つ「はやす」という動詞を取り上げ、
英語のハッシュド (Hashed) がハッシ・ハイシなどと訛った上で、
「はやす」との意味の類推から「はやし肉」などといった語が
生まれたことによって、ハヤシライスになったのであろう、と述べている。
この傍証として、1908年発行の『海軍割烹術参考書』に
ドライハヤシとしてハッシュドポテトの調理法が書かれており、
当時Hashedをハヤシと表記した例が認められる。
なお、英語で「ハッシュ(Hash)」と言った場合、
ハッシュドポテト系の料理を指す場合と、
肉汁のスープ(デミグラスソース)で煮込む料理を指す場合とがある。
ルポライターの澁川祐子は、この2つが明治年間に混同され、
最終的に米飯に合う煮込み料理としてのハッシュだけが
ハヤシと呼ばれ普及していったのではないかと述べている。
その後、大正年間から昭和年間にかけての料理書では
『ハヤシライス』の名称が頻出するようになり、
『ハッシュドビーフ』の名称は使用されなくなっていったが、
1989年にハウス食品が『ハッシュドビーフ』と名付けたルーを販売し、
他社もこれに追随したことから、
あたかも別の料理であるかのような混乱が新たに生じるようになった。
(えっ?やっぱりややこしくした原因はハウスさん?)
その他の説
早矢仕有的説
丸善創業者の早矢仕有的(はやし ゆうてき)が作った牛肉と野菜の
ごった煮に由来するとする説。
『丸善百年史』に掲載されている説である。
林某説(1)
上野精養軒のコックをしていた「林」が、
従業員の賄い飯として作ったところ好評であったことから、
これをメニューにしたとする説。
しかしながら、林という人物が実在していたか定かではなく、
信憑性は薄い。
林某説(2)
明治初年に横浜に在住していた「林」という男が由来であるとする説。
彼はある洋食屋に行くと「カレー粉抜きのカレーライス」という
注文をよくしていた。
この料理には当初名前がなかったので、
店員たちはこれを「林さんのカレーライス」、
更に略して「林ライス」と呼ぶようになった。
これが他の客にも伝わって評判となり、
いつしか他の店でも食べられるようになった、とするもの。
自著でこの説を紹介した楳垣は「面白いが作り話に違いない」と
これを退けている。
早死説
江戸時代以前の日本では牛肉など、
獣の肉を食する習慣が無かったことはよく知られている。
明治に入ってから洋食文化が流入してくると、
洋食料理店などで獣肉を使用した料理が普及し始めた。
洋食料理が流入し始めた明治初期の頃には、
それまでの食文化の経緯から獣肉を食することに否定的であったため
「獣の肉など食べたら早死にするという噂が立り、
其処から「早死ライス」と呼ばれるようになった、とする説。
・・・以上、Wikipediaから抜粋。
もう最後の説はとても食べ物を扱っているとは・・・
少なくとも現代人の発想ではなかなか思いつかないと思います。
他にもあるようなんですがさすがにここまでくると
「信じるか信じないかはあなた次第です!」
レベルです。
あとは民明書房で調べるしかないかな・・・。
民明書房なら何かしらの定説が書かれてる物が出てくるはず!
(個人的には「林さん」ってことにしておこうよ。
林さんって苗字に人は「ハヤシライス」を作った
起源の末裔ってことで・・・)
さていろいろわかったところで、
皆さんは「ハヤシライス」のときに何をサブメニューとして付けますか?
私の場合、「ハヤシライス」に付ける「サブメニュー」には
基本「葉物野菜」を合わせることが多いのですが、
今更になって「合ってんのかな?」と疑問を抱いております。
なんか浮いてるというか、そこまでマッチングしないというか、
食べててもな~んか違うな~って気がしてるんですよね。
なので今回は「じゃがいも」を付けることにしてます。
「カレーでもないのに?」
はいっ!そこツッコまない!!
作り方は簡単、「細切りじゃがいも」をレンチンして、
塩胡椒、チーズを絡めて焼くだけという超簡単サブメニューです。
チーズはほぼほぼ何にでも合わせられる無敵のアイテムだし、
じゃがいもとの関係性もベストパートナー。
ハヤシライスとも違和感なく丁度良い絡み具合です。
これまた考えた人凄いな~。
カレーもそうですが、ハヤシライスは
1度作ってしまえば数日持つ、たいへん便利な料理です。
あとは「付け合わせ」を考えるだけですから。
しかも「四大ルー料理」の中でも一番簡単にできますからね。
重宝重宝!
ただそろそろ雪も降りそうだし、
ぼちぼちシチューの白い奴も食べたくなってきたな。
さて話がいろいろ脱線しておりますが、
ウッシーですよ。ウッシー。
元サッカー日本代表で、Jリーグ・鹿島アントラーズや
ドイツ・シャルケなどでプレーした内田篤人さんですよ。
私にとってウッシーはとても思い出深い選手でして。