2020/10/29 18:00
最近、久々も久々、
10年・・・いやもっと前だな・・・
いや・・・
そもそも自分で買ったことってあったかな・・・?
もはや「久々」という言葉さえも怪しいぐらいの久々に
「ふりかけ」
を、買いました。
「ふりかけ」・・・食べないんですよね。
子供の頃は食べてたと思います。食べてた記憶はあるんです。
ただですね、ホントにもう、
ま~ったくもって興味のない存在でして、
だからずぅ~っと買うことがなかったんです。
実際過去に「ふりかけ」をもらったこともあるのですが
まったく手を付けることはなく
今現在も戸棚の中で冬眠しております。
起こす予定も今のところありません。
(食べ物を無駄にしないと目標にした以上捨てるわけにはいかない!・・けど)
ちなみに個人的な印象では「ふりかけ」って何か
「もらうこと」って多いような気がするのですが・・・。
巡り巡ってたどり着くみたいな・・・・
みんな持て余してる?ただの気のせい?
ただこれは馴染みの問題なのでしょうかね?
決して「まずい」と思っていたわけでもなく、
店に行けばしょっちゅう目にするはずの
「ふりかけ」と疎遠になるっていうのは、
もしかしたら「味付けご飯」に対して
「ある種」の固定観念があるのかもしれません。
私の場合、「味付けご飯」は基本的に「炒飯」「オムライス」、
または「牛丼」「親子丼」含めた「丼」もの、
あとは「カレー」や「ハヤシライス」にほぼほぼ限られています。
これらは昔から馴染みがあるせいか「大好物」でして、
興味ありありすぎるぐらいあるのですが、
それ「以外のもの」で「白米」を食べるとなると
「おかずの味」をメインとして食べたいがために、
それを「阻害する食べ物」は極力「排除したい」と思ってしまうわけです。
んっ?排除?
排除といえば・・・・!?
「私に同調してくれなければ排除するだけだ」

いえとんでもない誤解です!ミンキー●モさま!
・・・じゃなかったハ●ーンさま。
「世界の都合というものを洞察できない男は、排除すべきだ!」

やめて~多分「該当」してるから~!
お、恐ろしい・・・
あと、この方も話題になりましたね。
「排除いたします」

ちょっとマスコミに言葉尻だけを
切り取られてしまった感もあって
気の毒なところもありましたが、
2人とも日本では数少ない女性のリーダーだし、
(あっ?ハ●ーンは日本人じゃないか!?)
個人的にはかっこよくも思えるんですけどね・・・。
なんだかんだ批判もあるけど
正直コロナ対応では総理の言葉よりも都知事の言葉の方が
発信力抜群だったし・・・
えっ?同じ職場にいたら?
そりゃあもう
私も一端の大人ですから、
相手が誰であろうと・・・
プレッシャーに屈するだけですよ・・・(´;ω;`)ウッ…。
さて気を取り直して、
個人的には
「ご飯はあくまでご飯で、ご飯に味はついてもおかずの味で」
というところにこだわりがあります。
やっぱりそうなると「ふりかけ」は邪魔な存在になってしまうんですよ。
ところがです!
そんな「ふりかけ」と疎遠だった私がなぜ
このたび数十年ぶり(あいまい!)に「ふりかけ」を買ったかというと、
(毎回思うけど書いててホントどうでもいいネタだな)
それはあまりにも興味をそそる「ネーミング」だったからです。
今も昔も「ふりかけ」は「ふりかけ」。
おそらく基本的なスタイルは変わっていないのでしょうが、
ただですね・・・
目に入ってきた名前がですね
「ソフトふりかけ」なるものだったんです!
ソ、ソ、ソフト?何それ?
ではあまりにも馴染みのない「ふりかけ」ですので、
これまた久々「Wikipedia」の登場です。
■ふりかけ
ふりかけの元祖とされている「御飯の友(フタバ)」
ふりかけ(振り掛け)とは、主に炊いた米飯にふりかけて使う、
粉末状・粒子状あるいはそぼろ状の調味料的副食物のこと。
食事に際して調理するのではなく、
作り置きの常備菜に類するものを指すことが多く、
商品化された市販品の種類も豊富である。
ご飯に振りかけて食するのが名前の由来である事から、
赤飯などで使うごま塩や、
梅干しを漬けた後の赤紫蘇を乾燥させて細かくしたものも、
ふりかけの仲間に入る。
他にも、ふりかけた後にお茶をかける「お茶漬けの素」や、
ふりかけた後ご飯に混ぜ込んで使用する「おにぎりの素」などに、
ふりかけとほぼ同じ製法のものがある。
なお、現在では一部のインスタントラーメンや、
それに準ずるカップ焼きそば、
冷やし中華などにも添えられていることがある。
■歴史
起源をたどれば、ふりかけの始まりは遅くとも鎌倉時代にさかのぼり、
『厨事類記』には鯛・サケ・サメの肉を細かく切り塩干しにした
「楚割(すわやり)」、「はなかつほ(花鰹)」
すなわち削り節の名が見出される。
これら飯にかけるふりかけの先行者としては、
ほかに佃煮や田麩の名があげられる。
現代風のふりかけは、美味滋養を目的として
大正時代から昭和初期にかけていくつかの企業で考案されたといわれており、
業界団体の全国ふりかけ協会では、熊本県で売り出された瓶入りの
「御飯の友」という商品を、ふりかけの元祖として認定している。
このほか1925年(大正14年)に丸美屋がイシモチと昆布を調理し粉末にした製品
「是(これ)はうまい」を作り、全国に販売網を広げた。
一方軍部から栄養補助食品としてのニーズがあったことで、
広島において1916年(大正5年)に田中食品が缶入りの「旅行の友」を、
1928年(昭和3年)に小松原要助が「露営の友」を開発する。
太平洋戦争後の1959年(昭和34年)、
丸美屋は「是はうまい」に甘みのある卵を加えた「のりたま」を開発、
子供向けのふりかけとして人気を得る。
そして1963年(昭和38年)に、アニメ『エイトマン』のシールを封入した
「のりたま」が爆発的人気を呼び、
このことからふりかけは大人向けの高級食材から、
子供にも受け入れられる大衆向け食材へと変貌してゆくこととなった。
※Wikipediaより一部抜粋
歴史がありますね~遅くとも鎌倉時代って。
あらためて知ると(←薄っぺら!)
何か大変、健康的な食べ物なのでは?と思ってしまいました。
(魚不足してるけど何か良いのあるかな?)
しかも今現在の形になるまでは相当の工夫と苦労があったのだと想像します。
まさに努力のたまもの「企業努力」というやつですね。
頭が下がります!お見事です!今更です!
いつの時代からやってきたって感じです!
ただの「味付いた何か」と思っていた自分が恥ずかしい!
「ソフトふりかけ」もこういった歴史の積み重ねの上にできたもの
なのでしょうね。
もっとも当たり前と言われれば当たり前なんでしょうけど、
個人的には興味のない食材でしたので完全に「盲点」でした。
店に陳列されてるはずなのに見ているようで見ていない・・・
これはもう「灯台下暗し」というやつですよ。
私の場合「レトルト食品」や「缶詰」の進化には
興味津々で買うことがあるんですけど・・・。
そして興味のなかった私の目に飛び込んできた「ふりかけ」、
それは「ソフトふりかけ・牛しぐれ煮」なるもの。
「なぬ?ソフトふりかけ?」
「何それ?」
「牛しぐれ煮?」
「って完全に「料理」じゃない?」
「それがふりかけ?」
とまあ、この「ネーミング」1つで
興味がふつふつとわいてくるわけですよ。
そうなると買わないわけにはいきません。
そこまで値の張るものではありませんから。
いやいや開けてびっくり食べてびっくり。
まず「香り」が強く、袋を開けた瞬間
「ギュウッ!」って感じがふわっと漂います。
(↑読むときは芸人さんのギャグ風にお願いします)
これだけで食欲がそそられますね。
そして「味」ですが、
久々の「ふりかけ」ではあったのですが、
その日は献立の影響もありまして、
ご飯ではなく袋の裏に載っていた
「アレンジレシピ」の方で食べさせてもらいました。
「スクランブルエッグ」に「ふりかけ」をからますというもので
ホント、超簡単な「サブメニュー」だったんですが、
食べる前は香りはいいけど「卵」で味がぼやけたりしてるんじゃないかな?
とか多少不安もあったのですが、これまた驚きました。
自己主張しております!
味がしっかりしていて「卵」に負けることはありません。
完全に「牛しぐれ煮」風味の「スクランブルエッグ」に仕上がっていました。
普段から「ふりかけ」を食べてる方にとっては「当たり前の光景」でしょうが、
久々に訪れた私にとってそれは「未知なる光景」そのもの。
いや~美味しいですね~。
食感も「ソフト」と付いてるだけあって
柔らかく従来の「ふりかけ」とは違いますし、
「これマジでふりかけ?」
「しぐれ煮ってこれでよくね?」
とまで思ってしまいましたよ。
オーバーかもしれませんが
クオリティはかなり高いという印象です。
この「しぐれ煮」、
「ふりかけ」としてご飯にかけて食べるのが
オーソドックスな食べ方でしょうが、
これなら上記の卵料理のように様々なアレンジができそうです。
つまりレシピが1つ増えるということですね。
それもまたうれしいポイントです。
となってくると気になってくるのは「他のふりかけ」です。
「他のソフトふりかけシリーズ」を見てみると
あるわあるわ
豚しょうが焼き、ツナマヨ、豚みそそぼろ、
ラー油とりそぼろ、さけ、とり&たまごそぼろ、
おかか昆布、さば炙り焼き風、ちりめん山椒・・・
などなど、
いや~無知であることがいかに罪深いことであるかって
あらためて認識しましたよ。
こんなにも種類があることも、
進化していることも気づかなかったなんて。
名前だけ見ればもう「ふりかけ」じゃなくて「おかず」に見えますよ。
これも上手にアレンジしている人はいるんでしょうね。
見習わないと。
そして個人的にはもう1つ気になっている商品があるんです。
それは店の棚にならんでいたのですが・・・
その名も・・・・
「混ぜ込み 悪魔めし」
あっ、悪魔って・・・!!!!?
気にならないわけがない・・・・!
「天かす」「天つゆ」「青のり」「青じそ」・・・・
袋に書かれた内容だけでも
美味しそう・・・。
これはふりかけ?
温かいご飯に混ぜるみたいだけど・・・。
しかも「悪魔」って・・・。
このネーミングセンスが欲しい。
まさか食べたら・・・
「蝋人形にしてやろうか!」

とかならないよね?
それにしてもこの方もまたブレないですね~。
凄いと思います。
ここまでキャラ?仮の姿?本物?でいられるなんて。
「こりん星」のお姫様もかなりブレなかったけど、
もう閣下はさすがです!
ちなみに閣下のプロフィールを見ると・・・
発生:紀元前98038年11月10日(満100,057歳)
出身:地獄の都 Bitter Valley地区
身長:168cm - 80m
体重:58kg - 5万トン
血液型:θ33式XD類別A666型
この世での年齢もしっかり更新されてますね。
これまたお見事!
ただメールは電波届かなそうだし、
手紙や郵便物は出せないなぁ~・・・。