2020/10/16 20:00
あと一品・・・あと一品・・・・
そこっ!
『あと一球!あと一球!』
っていう読み方はしないように!
これは日々献立を考える中で直面する「あと一品何にしよ?」
という悩み深き「あと一品問題」に直面した際の一コマです。
私の場合、「いかなるおかず」を作ろうとも
「一品」で終わらせたくないという衝動にかられます。
別に
絢爛豪華に贅沢に!
したいわけではありません。
私の作れるものなど
ささやかなものですよ。
ただ「一つの味」で終わらすのが
どうにも物足りないといいますか、寂しいといいますか、
「メイン」を作ったのなら
もう1つサブメニューとして
「別の味」を食べたいな~って思うわけです。
しかもせっかく手料理をするわけだから
一品で終わらすってのももったいないんですよね~・・・
労力が・・・
(↑基本ぐーたらなので)
なので「このメインに合うおかずは何がいいかな~?」と思って、
作るのですが、
これがなかなか決まらないときがありまして、
グダグダグダグダする時間が続きます。
あくまで「サブ」ですから、まず作るのに時間をかけたくないわけですよ、
私の料理のモットーはスピードですからね。
(↑最近ただのがさつなだけなのでは?と思うことも)
しかも調味料も含め、メインと食材がかぶってはいけないし、
量も少なくちゃいけないし、
簡単じゃなくちゃいけないし(←疲れるから・・・我が肉体に余剰労力なし!)、
となると悩む悩む時間も迫る。
青物野菜は基本必ずつけるのでこれは選択外。
もっとも私は一流の主婦(夫)とは程遠いために
悲しいかな選択肢自体限られてしまうんですけどね。
で、こないだ作った時は「メイン」が「じゃがいものグラタン」だったので
「サブメニュー」は「副菜」ならぬ「副肉」にできるなと考え、
選択したのが・・・・
「薄肉のカツ」(薄切りロースだったかな?)
でした。
なんでカツかって?えっ?聞いてない?
お答えしましょう!
まず「厚切り肉」でカツを作ってしまうと
それが「メイン」となってしまうので却下。
薄い肉だと数枚ですし(小皿分ね)
なんといっても「簡単そうだから」っていうのが最大の理由です。
ぐーたらパワー全開です。
厚い肉なら
「叩いてかぶってじゃんけんぽん!」
じゃなくって
「叩いて筋切って小麦粉つけて卵つけてパン粉つけて・・」って
「いつじゃんけん始まるんだよ!」ってなるでしょ?
(作り置きがあれば別ですよん)
ところが薄切り肉を使えば
そんな面倒な作業いらないんですな~(←我ながら最低の一言)
衣を付けてポンポンポンですよ。
しかも今の時代、便利なもので「小麦粉」も「卵」も必用としない
「パン粉」があるんですから。
私も普通のパン粉と一緒に常備してます。(←だったら厚切りでも関係なし!?)
あと「カツ」が「サブ?」と思う方もいるかもしれませんが
これはコンビニにおける「からあげくん」感覚です。
量もそんなに多くもなく、おつまみ感覚で簡単に食べられますからね。
あれですよ、あれ。
ところがですね。
まるでこなれた感じで語っとりますが、
「薄切り肉のカツ」ってあまり作ったことがなかったんですよね~
ホント、イメージで簡単そうだからってのが理由でしたから。
作りましたよ。
見かけよ~し!ソースも万全!
ところがところが
いざ食べようと思って食べたら・・・
まぁ「硬いのナンノ!」
(↑※南野陽子さんのキャッチフレーズではありません
ちなみに南野陽子さんのキャッチフレーズは
「純だね、陽子」です)

他にも「浅香唯」さんは「フェニックスから来た少女」や、
(悪魔の実でも食べたのでしょうか?)
小泉今日子さんは「微笑少女」
松田聖子→「抱きしめたい!ミス・ソニー」
石川秀美→「さわやか天使」
柏原芳恵→「ちょっと大物」
浅野ゆう子→「ジャンプするカモシカ」
井森美幸→「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」
薬師丸ひろ子→「ひろ子という字 何度ノートに書いたっけ」
酒井法子→「おキャンなレディ」
大沢逸美→「ジェームスディーンみたいな女の子」
伊藤麻衣子→「一億人のクラスメート」
河合奈保子→「ほほえみさわやかカナリーガール」
石野真子→「100万ドルの微笑」
石川ひとみ→「78歌謡界最大の輝くひとみ」
香坂みゆき→「飛び出せビーバー14才」
ちあきなおみ→「苗字がなくて名前がふたつ」
中森明菜→「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」
ピーター→「アポロが月から連れてきた少年」
松本伊代→「田原俊彦の妹」
山瀬まみ→「国民のおもちゃ新発売」
などなど、
一部ですが気になったキャッチフレーズを集めてみました。
いや~自分は知らなかったんですけど
あらためて見ると
なるほど~!と思うものもあれば(ちあきなおみさんね)
摩訶不思議、意味不明なものまで、
各会社といいますか、各事務所の
「この子を絶対に売るんだ~!」
という強い想いと、ご苦労がうかがえますね~。
個人的にはちょうど最近「昔の歌番組」で観たってのもあるのですが、
浅野ゆう子さんの「ジャンプするカモシカ」は強烈な印象です。
(パフォーマンスもインパクト大!!凄かった・・・)
あと松本伊代さんの「田原俊彦の妹」なんかは上手ですよね。
だってこれ聞いたら「えっ?どんな子」ってなりますもん。
何か「キャッチフレーズで売り出す」っていうと
「昭和」って感じもしますが、
例えば今や日本を代表する若手女優となった橋本環奈さんも
「1000年に1人の逸材」って言葉と共に話題になりましたからね。
さすがに「アポロが月から連れてきた少年」ほどの
インパクトは必要ないかもしれませんが
今も昔も「言葉の力は不変」ってことでしょうか。
おっとまた話が脱線しておりますが、
薄切り肉のカツですよ、カツ。
カツで薄切り肉を使うのは初めてではなかったのですが、
前に作ったときは「ミルフィーユ」みたいに重ねて作ったんですよね。
それは美味しかったんですよ。
けど、何枚も重ねたりするのって大変だし、
面倒でしょ?(←やっぱり料理する資格なし!)
おまけに「サブだしさ~」「スタメンじゃないしさ~」
ってな気分で作ったのが間違いでした。
もうナイフ入れるのも大変なぐらい硬くって・・・
もうなにこれ!
薄いくせに硬いって、
あれ食材間違えた?
「鉄板」入れたっけ?
あれ?私「武装色」の「覇気」使えたっけ?
ていうぐらい硬い物体でして・・・。
もうね、正直「ソース」以外、何食ってるかわかりませんでしたよ。
ダメですね~
料理上手な人は薄肉でも問題ないんだろうけど・・・
根がぐーたらな私のような人間が作ると「肉」が「鉄」になるんですから。
まぁ「覇気」が使えたと思えばそれはそれでよかったんでしょうけど・・・。
結局サブがサブの役割を果たすこともなく、
ひたすら硬さと苦痛との戦いで終わりました。
皆さん「硬い肉の揚げ物」ができたら
対応策としては「大業物21工」の刀を用意するか、
「武装色の覇気」をマスターするかしてください。
そうでないと大変な目にあいますよ~。
ひたすら肉らしき物体と格闘することになります。
こりゃ来年の目標は「ぐーたら」を治すになるのかな~・・・。