2020/09/02 13:39

今回はある意味ではとても貴重な品といえるのかもしれません。
なぜなら料理そのものは珍しくないのですが、
その料理に使ってる素材との組み合わせが珍しいんです。

それは、仙台名物牛タンを使った大和・・・んっ・・・・?
(性懲りもなく恒例のパターン!!)



「やけのやんぱち日焼けのなすび、色が黒くて食いつきたいが
あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときたもんだ!」


なすび・・?この心地よいしゃべりは・・・!?ひょっとして!?

と、


と、


と、


「と●さん!!?」



『さて、いいかいお客さん。
物の始まりが1ならば、
国の始まりが大和の国、
島の始まりが淡路島。
泥棒の始まりが石川の五右衛門なら、
博打打ちの始まりが熊坂の長範。

はじめばかりでは話にならない、
続いた数字が二。
兄さん寄ってらっしゃいは吉原のカブ、
仁吉が通る東海道、憎まれ小僧が世に憚る。
仁木の弾正はお芝居の上での憎まれ役、
憎まれ小僧が出来ちゃいけねぇってんで、
食育の一端としてお売りいたしましょう!

角は一流デパート、
赤木屋 黒木屋 白木屋さんで、
紅白粉(べにおしろい)つけたお姐ちゃんから、
ください頂戴で頂きますと、八千、九千はくだらない品物ですが
今日はそれだけくださいとは言わない。

なぜかと言いますと

場所は仙台、牛タン焼き発祥の地で生まれた
元祖牛タン専門店が僅か三十万円の税金で
泣きの涙で投げ出した品物です!
どう?
ね?はい、僅かの六千だ!!
これで買い手がなかったら、しょうがない!
これでも買わない?ちくしょう!
よし!もうこうなったら浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)じゃないけど
腹切ったつもりだ!』



「と●ちゃんお帰り~」

じゃなくって!

そうです!今回は仙台の牛タンを使った「大和煮」なんです!
(↑そうですって言ったけどよく見たら唐突だな!)
しかも「やまと」繋がりというだけで「と●さん」登場なんですね~。
(※国の始まりのところね)
それにしても文字におこすだけでもいいですね~
「と●さん」啖呵売は聞いてるだけで心地いいんですよね~
※ちなみにDVDは全部あるぞ!


やはりせっかくネット通販を利用するのだから
普段行きつけのお店で手に入るものでは少々もったいない気がします。
そこでこの商品なんです!

「仙台名物・伊達の牛タンが缶詰で登場!!『大和煮缶』『旨しお煮缶』セット~!」

ばばん!





「牛肉」「大和煮缶」は、数あれど「牛タン」「大和煮缶」は大変珍しい品です。
まずこちらの商品について説明を少々。

牛タンを厚切りにカットし、時間をかけて煮込み柔らかく仕上げました。
くせのない味付けなので、ご飯のお供に、酒の肴にと
お子様からご年配の方までお召し上がり頂けます。
醤油に砂糖、しょうが等を加えて甘辛く煮込まれた大和煮は牛タンとの相性抜群!

そして「牛タンはやっぱり塩!」という方には「旨塩味缶」。
こちらは旨しおダレであっさりとした味に仕上がっています。


大和煮といえば甘辛く濃厚なタレで煮込まれた料理。
その味の濃厚さから少量でもご飯がススムことススムこと!
おかずが物足りないときなど補助的な役割としても大助かりの逸品です。
そして旨しお煮
タレときたら塩でしょう!
個人的には馴染みは薄いのですが、
素材の味を活かしながらあっさり頂くには塩に限ります!
どちらも仙台名物の牛タン使用という
これまたなんともたまらない逸品となっております。

では毎度のことですがまず「大和煮」についてご説明しましょう。
浅くて狭い豆知識ですが・・・。

■大和煮
大和煮(やまとに)は、獣肉の調理法。
またその方法で調理された料理の名称。
砂糖・醤油や生姜などの香辛料で濃く味付けをした煮物。

・歴史
明治になってから生まれた料理であり、
明治10年代に鶏肉(鴨肉との説もある)を使って作られたのが
最初であると言い伝えられている。
考案者は千葉県の缶詰業者であった前田道方。
売り出すにあたって、朝野新聞編集長の沢田直温が
「大和煮」と命名したものだが由来は不明。

その後、鶏肉以外の肉も使われるようになり、
1915年(大正4年)には明治屋が牛肉大和煮の缶詰を発売、
1923年(大正12年)には日本橋三越で行われたバーゲンセールで目玉商品とされた、
などという記録が残っている。
牛肉大和煮は大日本帝国陸軍では牛缶と呼ばれ、
携帯口糧として将兵らに人気のあるメニューであり、
日清及び日露戦争時には戦時のために大和煮缶詰の材料にするため
牛が足りなくなった事もある。
現在の陸上自衛隊においても戦闘糧食I型の内の
「牛肉味付缶詰」(DSP N 5105)として採用されている。

他に、1871年(明治4年)、大阪靭永代濱(現在の大阪市西区靭公園辺り)で
海産問屋を営んでいた大和屋清七義道が、
鰊や小魚などの甘露煮を製造するにあたりその甘露煮を大和煮と呼んだ事例があり、
現在も同区江戸掘三丁目にて江戸三・大和屋の屋号で営業中である。

・特徴
たいへん味付けが濃く素材の味を消してしまうため、
クセの強い肉や質の悪い肉であっても素材として使うことができる。

鶏・牛のほか、商業捕鯨が盛んであった時代には鯨肉も多く使われていた。
また他に羊肉・馬肉・鹿肉なども使われており、
珍しいものとしては熊・トドなどの獣肉も使われることがある。
ただし、濃い味付けで肉のクセを隠すことができるとはいえ程度問題であり、
特にクセの強い肉、例えばトド肉大和煮などは好みがわかれる。

一般的には、あまり家庭で作られることはなく、
もっぱら缶詰食品として流通している。
ただし、例外的に宮城県の牡鹿町(現石巻市)では、
きわめてクセが強く食用にはなりにくいマッコウクジラの鯨肉を
この手法で調理したものが郷土料理とされていた時代がある。
「大和煮」という名前で呼ぶかどうかはとにかくとして、
「どのような素材でもそれなりに食べられる料理に仕上げる手法」としては、
ポピュラーなものであるといえる。
※Wikipediaより


なんかとらえ方によってはひどくね?

「クセの強い肉や質の悪い肉であっても素材として使うことができる」

って。

これってなんかもう素材なんてどうでもいいって言っているような気が・・・
確かに羊肉・馬肉・鹿肉に熊、トド肉ってのもそれを裏付けているんだけど、
ごまかしちゃえごまかしちゃえ!ってみたいだし、
これじゃあ良い肉使ってるいみないじゃーん!!ってなるじゃん!
そりゃそうだけどさ!獣も一緒かーい!
と、ちょっとツッコミたくなりました。

さてそんな大変珍しい牛タン使用の大和煮、旨しお煮6缶セットはこちらからどうぞ!
決してタレで誤魔化してはいませんよ~!