2020/08/09 08:46

「訳あり」といってもピンからキリまであるでしょう。
しかし今日ここに至っては「食品」の訳ありほど「おいしい」ものはありません。

なぜなら傷んだものでもなければ特別質の悪い物というわけでもなく、
表面に傷がついたとか商品の規格(サイズ)に合わないからだけ・・・
という理由のものが多いからです。
主に悪いのは見た目やサイズだけ。
もちろん正規品に比べると場所によっては食べにくい物もあるにはあるんですが、
形とかにこだわりがなければほぼほぼ問題なく
味も正規品と変わらず美味しく食べられますし、しかも値段もお得!
味も値段も「美味しい」ときたらそりゃついつい手が出てしまいます。

いえ、これはあくまで表面的なことで、それだけでは失礼ですね。
そもそも「訳あり商品」の「志」「もったいない」という心からきているのですから。
食べられるのに、使えるのに、
大量生産、大量消費の時代が終わり、
今は今ある資源をいかに効率よく大切に使っていくか?という時代です。
コロナ下の今もそうです、毎年のように大きな被害をもたらす自然災害もそう、
その都度「水」「食べ物」のありがたさを実感しますもんね。
うんうん、こういう精神を忘れちゃいけませんね。


そして「もったいない」といえばこの人に触れないわけにはいきません。
世界に「MOTTAINAI」を広めた人物・「ワンガリ・マータイ」さんですね。

当時、ニュースで見かけた程度なので
恥ずかしながら私も詳しくは知らないのですが、
さまざまな活動をなされてる方のようで簡単に触れてみましょう。

まずは「言語」としての「もったいない」から見てみましょう。


■「もったいない」とは
「もったいない(勿体無い)とは、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、
嘆く気持ちを表している、日本語の単語である。
「物体(もったい)」とは、元来は仏教用語である。
また、「勿体無い」は、もともと「不都合である」、
「かたじけない」などの意味で使用されていた。
現在では、それらから転じて、
一般的に「物の価値を十分に生かしきれておらず無駄になっている」状態や
そのような状態にしてしまう行為を、戒める意味で使用される」


■「ワンガリ・マータイ」とは
ワンガリ・マータイは、ケニア出身の環境保護活動家である。
環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞した人物でもある(2004年)。

『MOTTAINAI』との出会い(2005年2月)
京都議定書関連行事のため、毎日新聞社の招聘により日本を訪問。
その時、同社編集局長とのインタビューで「もったいない」という言葉を知る。
「もったいない」は"wasteful"と同じ意味であって、
両方の言葉は環境問題を考えるに重要な概念と話したという。
同年2月17日に、当時の内閣総理大臣・小泉純一郎と会談した際、
"wasteful"という言葉を使用したが、
「もったいない」という言葉を使ったと報道された。
同年3月には国連女性地位委員会で出席者全員に
「もったいない」と唱和させたりするなど、
世界へこの語を広めようとしている。

『MOTTAINAI』を世界共通の言葉とする理由
「もったいない」に感銘を受けた後、
この意思と概念を世界中に広めるため他の言語で該当するような言葉を探したが、
「もったいない」のように、自然や物に対する敬意、
愛などの意思(リスペクト)が込められているような言葉が他に見つからなかった。

消費削減(リデュース)、
再使用(リユース)、
再生利用(リサイクル)、
尊敬(リスペクト)
の概念を一語で表せる言葉も見つからなかった。
そのため、そのまま『MOTTAINAI』を世界共通の言葉として広めているという
(『世界一受けたい授業』(日本テレビ系のテレビ番組)などで語った所による)。

■グレンイーグルズ・サミット(2005年7月)
歌手のボノやボブ・ゲルドフなどとともに、
英首相のトニー・ブレアにアフリカ支援を訴えた
(イギリス・スコットランドのパースシャーで開かれた主要国首脳会議)。
その後、エディンバラのサッカー場で開催されたライブ8(Live 8)コンサートで、
6万人の観衆に「もったいない」を紹介。

■その他の活動
南アフリカ共和国・ヨハネスブルクでネルソン・マンデラ前大統領の
87歳の誕生日を祝う式典にも招かれ、ビル・クリントン前米大統領ら
約1,000人の招待者にMOTTAINAIを呼びかけた。
アメリカ合衆国ハーバード大学やエール大学などの講演でも
「日本人の知恵」としてこの言葉を紹介している。
※以上Wikipediaより抜粋
(もはやWikipedia頼み!なので、ある程度引き算するところは引き算してね)


日本人はどちらかというと「YESかNOか?」とか「白か黒か?」とかで
考えたり答えたりするのではなく
どことなくハッキリとはせずに中途半端な姿勢や言葉で態度を示すことがあります。
日本語の多彩さとはまさにそこからきていて、
日本人の「あいまいさ」「中途半端さ」を示す必要性があったからこそ
「細かな表現」を表す言葉が生まれたような気がしてます。
つまりは日本人のメンタルを象徴するる形としてです。
※完全に自分勝手な解釈ですのでスルーしてください。

そもそも物事は「2者択一」ではないですからね。
ましてや人間の考えや感情ともなればそんな単純なものではありません。
そういう「何か細やかな意味を含めて伝えたい」となった場合、
日本語というのは日本人だけじゃなくて
世界の中でも打ってつけの言語なのかもしれませんね。
「あいまいさ」とか「中途半端さ」とは必ずしも悪いことではないのです。
※ふふふ・・・初めてマジになったぜ・・・文学少年ならぬ文学おじさんだぜ。

さて後半の私の講釈はどうでもいいとして、

「訳あり」「もったいない」に話を戻すと、

私の昨年の目標は「食べ物を無駄にしない」でした。
料理に失敗しようが、買ったものそのものがまずかろうが
絶対に食べきると。(んっ?小学生レベル?)

さらに私はこないだ半額で「ドライカレー」を買いました。50円台でした。
期限とかの問題での訳ありでしょう(もちろん切れてはいない。
メインが50円。これにささっと野菜をつければ立派な食事になります。
(この貧乏人がぁ~!って声が聞こえるぅ~!)←けど美味しいよ・・・。







そして今回ご紹介するのはそんな「訳あり商品」になるのでしょうが、
これが単に訳ありだけでは片づけられない逸品!
なぜなら

「超有名ブランド牛、神戸牛無選別切り落とし」
だからです!

スパパパーン!






「なんだ切り落としじゃん」

とか

「切り落としはもったいないとは違うよ」

とか


いろいろなご意見があるでしょうが、
「訳あり」「もったいない」という話の流れがありますので
そこはどうかご容赦してくだせい!(ワノ国か?)

では続けます。ゴホン。


数あるブランド牛の中でも世界屈指の有名度を誇る牛肉「神戸牛」、
そんな神戸牛から、A4等級以上の部位を厳選してお届け。

と聞けば「なんで訳ありなの?」って感じなんですが、
今回ご紹介する商品は「無選別」というところで「訳あり」なんです。
切り落としの無選別・・・つまり買う側は部位が選べないってことですね。

で、今回ご紹介する商品に入る可能性のある部位は

「バラ」「肩」「モモ」

の3種類。
この中から「全種類」または「2種類」の部位が入る形となります。

確かに肉を買うときは大抵の場合「部位」で選ぶし、
「全種類」入ってるものであれば最高ですけど
「2種類」だった場合、ちょっとがっくりする方もいるかもしれません。
「バラ好き」なら「バラ肉」がないとがっかりしちゃいますもんね。
(※フフフ・・。でも訳ありっぽくなったでしょ?
 訳ありならしゃーないやって思うはずですよ)

しかーし!
ご安心めされい!(だからワノ国かって!)

「部位のご指定はいただけませんが、商品にブレが生じないよう、
神戸肉流通推進協議会から認定を受けた登録指定店である
お肉のプロが1品1品目視にてお肉のサシ具合や大きさの選別を行いお届けしますので、
どのお客様にも損がないようにご提供させて頂きます」

と、お肉のプロたちが選びに選び、こだわりにこだわりぬいた逸品なのです!

お肉は全て神戸牛のA4等級以上!!
「鮮やかな赤身に美しいサシが入り、柔らかで芳醇な口当たり。
しつこさがなく飽きの来ない良質な脂は、まろやかさとコクを生み出す・・・」

それがたっぷり約500g!!
って

くぅ~!
もうこれなら「無選別(訳あり)」でも・・・・と、なりませんか?
どうしても気になる方は・・・・運否天賦!神に祈ろう!
(※「おい肉屋のくせにいい加減だぞ!」)
って声が聞こえる~!・・・すいません・・・・けど美味しいもん・・・

切り落とし無選別ですが
A4等級以上の神戸牛・・・・味も質も良し!美味しさに疑の余地なし!
それがお手頃な価格でご提供ときたからにゃ、
いかがでしたでしょう?
焼肉にも、しゃぶしゃぶにも使える肉好きも唸る高級和牛贅沢なお肉を
ご家庭でぜひ堪能してみてください!